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目地セメント

外装用美装目地材
建築材料等評価名簿掲載材料(既製調合目地材)

◆特長
・工場にて目地材として最適な配合で製造・管理している
 為、コテ伸びなど作業性が良くキレイに仕上がり、
 良好な強度・粘性・保水性・耐候性を示します。
・無機顔料使用している為、紫外線などに強く経年による
 退色がほとんどありません。
・陶器ブロック、ガラスブロック、その他装飾用目地材と
 してもご使用いただけます。

◆適応部位
 外装壁面・内外装床面

◆適応工法
 塗り込み目地工法・一本目地工法(チューブ目地工法)

■標準仕様
 (目地幅 4mm以上)

   タイル形状       塗り面積(㎡)

   50角タイル        11~13
   50二丁タイル       13~15
   小口平タイル        6~8
   二丁掛タイル        6~8

■荷姿      ■色調
  25kg紙袋    UM-白・UM-灰・UM-濃灰・UM-黒

■施工方法
1.目地セメントの施工は、タイル張付材が十分に硬化して
 から行って下さい。

2.施工時は、施工面が直射日光、雨、雪、強風にさらされ
 ないようシート掛け等によって保護して下さい。
 目地セメント1袋(25kg)に対し、上水道水5.5~6Lを
 加え、ハンドミキサー等で練り残しのないよう十分に
 混練して下さい。
 練混ぜた材料は60分以内にご使用下さい。
 ※色調に不具合の生じることがありますので、水量は
  指定範囲を外れないようにして下さい。練り足し、
  水を加えての練り戻しは行わないで下さい。

4.タイル側面や張付材の吸水が激しい場合は目地部分に水
 湿しを施し、表面に水分が無くなった状態で目地詰めを
 行って下さい。(ドライアウト予防のため)
・塗り込み目地工法
 練り混ぜた目地セメントを、ゴムコテでタイル面から押
 さえるように目恥部に塗り込み、目地内部に空隙が残ら
 ないよう十分に充填して下さい。タイル汚れの拭き取り
 は乾燥具合を見計らってスポンジに一度水を含ませ、水
 が出なくなるまで固く絞り、タイル表面を一度荒拭きし
 て汚れを軟らかく戻し、スポンジのきれいな面で目地の
 通りに対して斜めに拭き取って下さい。汚れたスポンジ
 は水洗いを行い、同様の操作を繰り返して下さい。
 ※拭き取り後に目地表面に浮き水が残存すると色ムラの
  原因となりますので、浮き水が残らないようスポンジ
  で拭き取って下さい
・一本目地工法(チューブ詰め工法)
 目地詰め用チューブに練り混ぜた目地セメントを詰め、
 目的部に沿って絞り出すように充填してください。
 乾燥具合を見計らって余分な材料は目地ゴテで除去し、
 目地幅に合った目地ゴテで押さえ仕上げを行って下さい
 ※押さえ仕上げ時に目地セメントが軟らかすぎた場合や
  硬くなりすぎたために水で戻したりすると色ムラの原
  因となりますので一定の硬さタイミングで仕上げを
  行って頂きますようご注意下さい。
  (乾燥具合は気温・温度等の施工環境に影響しますの
  でご注意下さい。)

5.養生
・施工後2日間は、施工面が直射日光、雨、雪、強風にさら
 されないようシート掛け等によって保護して下さい。
・タイル表面の水洗いを行う場合は、目地セメントの材齢
 が7日間以上経過してから行って下さい。
 ※塗り込み目地で押さえないまま仕上げた場合は、色ム
  ラが生じやすいので原則として酸洗いを行って下さい
  酸洗い方法:対象部分付近の金属部材を養生し、対象
        部及びその周辺に散水を施し、濃度3%
        以下の塩酸でブラシを用いて洗って下
        さい。(こすりすぎた場合、骨材が露出
        し色調に不具合の生じることがあります
        のでご注意下さい。)
  白華現象(エフロレッセンス)が生じた場合も同様に
  酸洗いを行って下さい。なお、酸洗いは材齢2週間
  以上経過してから行って下さい。
  酸洗い作業は、必ず現場管理者の承認を得て行って
  下さい。

■試験成績表
 試験項目(単位):測定値/基準値

  保水率(%):42/30以上
  
  単位容積質量(kg/l)1.86/1.80以上(参考値)

  吸水量(g):49.6/50以下

  長さ変化率(%):0.092/0.2以下

   試験方法・公共建築協会既製調合目地材

  曲げ強さ(N/m㎡):7.6/-
  
  圧縮強さ(N/m㎡):29.2/-
  
   試験方法・JIS A 1171

■注意事項
・白色系タイルへの施工は、目地汚れが取れにくく色調を
 損なう場合がありますので、必ず貴社にて試験塗りを行
 ない除去方法も含めてご検討下さい。(せっき質タイルや
 粗面のタイルも同様)
・モザイクユニットタイルへの施工の場合は、タイル表面
 に糊が残存してないか確認して下さい。ピンホール、色
 ムラ、タイルの汚れ等の原因となりますので、目地セメ
 ント施工の前に十分に除去しておいて下さい。
・製品の保管は、屋内の湿気の少ない場所で、パレット等
 に載せて床から離して下さい。
・製品は製造年月日を確認して、3ヶ月以内ににご使用下さ
 い。
・固まった製品の使用は避けて下さい。
・気温が3℃以下及び3℃以下になると予想される場合は、
 施工は行わないで下さい。
・製品には弊社の指定する材料以外の混入は避けて下さい
・製品のお取扱いに際しては、適切な保護具(保護手袋、
 保護メガネ、防塵マスク等)を着用の上、適切な安全
 対策を実施して下さい。

■メーカーリンク
二瀬窯業株式会社