ハイパーエポ

ハイパーエポ
プレミックスモルタルのパイオニア
高接着バインダー
エポキシ系ポリマー速硬セメントモルタル

■特長
・エポキシ・鉄板・床材・塗料等あらゆる異種下地面に強力
 に接着します。
・速硬系ですから、短時間で実用強度が発現しますので、工
 期が大幅に短縮出来ます。
・主材粉体・エポキシエマルジョン・硬化液が全てセットし
 ておりますので、配合管理が容易です。
・コテばなれが良く、作業性が良好です。
・水系ですから湿潤面での作業が可能です。

■用途
・特殊下地への下地調整
・床面等、高接着性を必要とする下地調整
・ウレタン防水剤などのふくれ防止用下地調整
・耐震カーボン繊維補強界面の接着バインダー
・ハイパーエポ薄塗りタイプは、床面などの高接着性を必要と
 するバインダーとして使用を想定しています。

■可使時間
・ハイパーエポは可使時間の異なる2種類のタイプ(標準用
 低温用)を用意しております。
<雰囲気温度と可使時間の関係>
      10℃      20℃
標準用    -      60~80分
低温用   60~80分    30~40分

■標準配合
ハイパーエポ薄塗りタイプ
エポキシ(主剤)3.5kg・エポキシ(硬化剤)3.5kg・粉体15kg

ハイパーエポ
エポキシ(主剤)2.5kg・エポキシ(硬化剤)2.5kg・粉体17kg

予めエポキシ(主剤)と硬化剤を容器に採り軽く攪拌してくだ
さい。
その後、粉体を投入しハンドミキサー等を用いて充分に混練
りして下さい。
※エポキシ(主剤)・硬化剤及び粉体は全量投入して下さい。
尚、少量ずつ御使用される場合は、上記の比率(重量比)で
正確に軽量して下さい。

<使用量>
ハイパーエポ薄塗りタイプ 0.5m/mで25.2㎡
ハイパーエポ        1m/mで13㎡

■施工方法
1.下地調整の確認
 下地面が強靭であることを確認し、ホコリ油脂等は除去し
 てください。
 その後、水洗い洗浄し水のたまった部分は、除去してくだ
 さい。
2.塗り付け
 混練りした材料をコテ等を用いて最初しごき塗りを行い、
 直ちに所定の厚みに塗り付けて下さい。
3.養 生
 降雨等を避け、硬化するまで養生して下さい。

■施工上の注意
・必ず高速ハンドミキサーを用いて、混練りして下さい。
・混練りの際は、エポキシ(主剤)エポキシ(硬化剤)及び粉体
 以外の異種物質(セメント・珪砂・水等)は絶対に加えないでく
 ださい。
・可使時間が短いので注意して下さい。
・特にピンホールが出易い下地の場合は2回塗りをしてくだ
 さい。

■荷 姿
 ・ハイパーエポ薄塗りタイプ(1㎜タイプ)22kgセット
  エポキシ(主剤) 3.5kg
  エポキシ(硬化剤)3.5kg
  粉袋      15kg   セット品

 ・ハイパーエポ(3㎜タイプ)22kgセット
  エポキシ(主剤) 2.5kg
  エポキシ(硬化剤)2.5kg
  粉袋      17kg   セット品

■注意事項
<保管上の注意>
・保管条件
 雨露を避け湿気の少ない場所で保管して下さい。
 尚、エポキシ及び粉体はペール缶から取り出して保管しない
 でください。

<安全上の注意>
・セメントのアルカリ分・エポキシ等で皮膚の炎症をおこす
 おそれがありますので、使用時は保護メガネ・保護手袋な
 どの保護具を着用して下さい。
・製品が目に入った場合は、ただちに水洗いをして、すみや
 かに医師の診断を受けて下さい。
・製品が皮膚に付着した場合は、付着した衣類・靴をぬぎ、
 付着した部分を水に流しながら洗浄して下さい。皮膚に変
 化が見られたり、痛みがある場合はただちに医師の診断を
 受けて下さい。
・製品を飲み込んだ場合は、すみやかに多量の水を飲ませ、
 吐かせた後、ただちに医師の診断を受けて下さい。
・製品を吸入した場合は、水又は温水でうがいをさせ、ただ
 ちに医師の診断を受けて下さい。
・室内で施工する場合は、換気を充分にして下さい。
・取扱い後は、顔・手・口などを洗浄して下さい。
・漏出した製品が河川、下水道へ流入すると環境を汚染する
 おそれがありますので充分注意し、産業廃棄物として処理
 して下さい。

■メーカーリンク
日本スタッコ株式会社